哲人哲語

中村天風が、終戦後の荒廃した日本人の心を再生させるために機関誌「志るべ」に連載したエッセイをまとめたもの。折にふれ、真の人間の在り方を著述した随筆二十九編。
特に心身統一法の学び方、行修法の注意事項などについて入念に書かれており、「心身統一法」をどのような心構えで実践していくかを厳しくそして優しく諭している。
「心身統一法」の基本について最低限の理解をもっている人にお奨めの書。

B6判 230頁
初版:昭和32年
発行:天風会

【目次】
これからの吾等の人生信条/修練会について/真更生への醍醐味/A PERSPECTIVE/習 断/「惑」の 解/無所求之求=無所得之得/和の義/人生生活とその価値の主題/統一式の修練ということの真義/いのちの力の使い方(自我と人生)/日新ということに就いて/再び統一式修練ということに就いて/残心偈/行之義/愛の情ということに就いて/真人というものの責務/完成とその近道/再叙残心偈/「真」「凡」の弁別/『縁』ということに就いて/現在・顕在・厳在/統一と統合と真和/感・思・考/三叙残心偈/慣るるとも狎るる勿れ/哲学と科学/践行と模倣/宇宙の心と人間の心
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2,934円(税込)
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